六本蹴りもやはり審査で課題となっていた技なので思い出が多いです。
特に、「掛け蹴り」という技が今一つどう蹴っていいか悩ましかったような記憶があります。

廻し蹴りを蹴り終え腰を入れ込んだ状態から、腰を反対に回転させつつ蹴り足のかかとで相手をひっかけるような蹴り方をするのものなのですが、かかとの角度がひっかかるように向いていればよいのか、あるいは膝の角度もひっかける相手に向けて垂直であるべきなのか、みたいな悩みでした。
書いても伝わりづらいかもしれませんが、要は本当に効かせるつもりでけるのか、とりあえず見栄えがよければ良いか、というような悩みでした。
おそらく股関節や膝の柔らかい人は悩まずに済むことでしょう。股関節が180度に開く人であれば、きれいかつ相手に直角に膝を返すことができるはずです。
股関節の硬い人は、かかとを直角に当てようとすると、どうしても、やや下から膝を返したくなるのではないでしょうか。その姿勢で高いところを蹴ろうとすると、どうしても上半身が斜めに傾くことになります。
上半身を傾けずに掛け蹴りをしようとすると、内回し蹴りに近い蹴り方になり、威力はいまいちな気がしました。
今回のアニメでは、股関節が柔らかい人の蹴り方にしました。高いところを蹴りつつ上半身があまり傾かず、なおかつ膝が相手に向かって直角に曲げられる蹴り方です。
あまりにもニッチな内容ですみません。
あと、今回YouTube用に撮影を行った場所ですが、なかなか素敵な飛行機工場?でした。
飛行機が大好きな人がいるんですね。
前にこのブログで書いた、上空300mの飛行機オブジェクトは、この工場の持ち主が作ったのかもしれません。

ふだんあまりSL内を探索しない方なので、YouTubeの撮影のために良い場所を探す際、面白いあるいは素敵な場所に出会うのが本当に楽しいです。
好きなものをこだわって表現できる人たちが世界中にいるということが感じられてワクワクします。