コンビネーション技の新作をアップしました。
かなり苦労しましたがけっこう自信作です。
上段回し~後ろ回し~跳び回し蹴り というコンビネーションですが、リアルな動きをしっかり再現しつつ、ダイナミックさも表現できたんじゃないかと思っています。
実際の試合では一度だけこの動きを見せた選手を覚えています。
胴回し回転蹴りが得意な選手でしたが、ある年の全日本ウェイト制選手権でこの技を披露しました。ヒットはしませんでしたが、普段はローキック中心の相手選手がムキになって上段蹴りを出し始めたのが印象的でした。
私はいつもPoserでアニメを作るのですが、空手の技を作る時に一番苦労するのが、IK(インバースキネマティクス)をON,OFFするたびに足首の角度が変わってしまうところです。私がまだ操作をよく理解していないからかもしれません。
足の上げ下げが少ないアニメの場合は、最初から最後までIKをONにして作っていけるのですが、今回のコンビネーション技のように、重心を掛ける足がバンバン変わり、しかも片方の足は華麗に上空で弧を描く、というものですと、IKのON,OFFを切り替えざるを得ません。
IKのON,OFFでの足首の変化に対処するため、部分的に動作をつけるとすぐにポーズ登録していきます。
最終的には、すべてのフレームをポーズ登録し、IKをOFFにした状態で全フレームを並べ、1フレームずつ微調整します。
今回のアニメですと、75フレーム分ですね。
1フレーム単位でどこまで妥協せずに調整できるかが最終的なクオリティにつながると思っています。
もちろん、キーとなる節目節目のポーズをつけたところで全体のスピード・タイミングを誤ると、仕上げの段階で最初からやり直しになってしまいます。ですから、その段階の少ないコマ数で出来上がりをイメージできるかどうかも重要です。
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